「チャットボット元年」と言われた2016年からもうすぐ3年が経とうとしています。
日本国内では2017年から各社がチャットボットソリューションを展開し、今年2018年には普及期を迎えました。
様々なチャットボットソリューションが市場にある昨今ですが、2018年の終わりにカオスマップという形でまとめてみました。
4つの領域、41のチャットボットソリューションをまとめたカオスマップ
様々な場面で使われているチャットボットですが、ここでは大きく4つの領域に分けました。
- カスタマーサポート
- 社内FAQ
- インバウンド対応
- マーケティング支援
留意点は以下のとおりです。
- 日本国内のチャットボットソリューションに限定
- 企業向けのソリューションサービスが対象
- C向けチャットボットサービスおよびメディアは対象外
- サービスロゴがあるソリューションを優先
- ソリューションの並び順はアルファベット順
※カオスマップ内の社名および製品・サービス名は、各社の登録商標および商標です。
※こちらの分類では公開情報を元に簡易的に分類を行っているため、この分類以外でも複数の用途でサービスをご利用できる場合もあります。
※用途の詳細は各社様に直接ご確認をお願いいたします。
カオスマップの各領域とチャットボットソリューション
カオスマップで分類した4つの領域とチャットボットソリューションについてご紹介します。
1.カスタマーサポート
チャットボットソリューションのなかで一番多い用途がカスタマーサポートです。ソリューションの数や種類も多岐にわたっています。
人工知能の技術を応用した機械学習のエンジンを搭載しているソリューションもあれば、シンプルなルールベースのソリューションもあり、価格も高価なソリューションから安価なソリューションまで様々なものがあります。
選択肢となるサービスの種類のレンジが広い領域となりますので、自社の課題にマッチしたソリューションを選択することが重要です。
1.「AIChat」for touching
- サービス名:「AIChat」 for touching
- 運営会社:株式会社KDDIエボルバ
2.社内FAQ
会社内の問い合わせを効率化するために活用できるチャットボットソリューションです。
総務部や管理部、情報システム部門やヘルプデスク部門など、同様の問い合わせが集中しがちな社内の部署で活用されています。
また、社内で新たな制度や方法など(目標管理・評価制度、持ち株会制度、勤怠管理方法、経費精算方法など)を始めるときの質問の受付窓口としても有効に活用できます。
社内サイトに導入できるものや、ビジネスチャット上で活用できるものなど、会社の事情に合わせて導入できるソリューションがあります。
28.AI-Q
- サービス名:AI-Q
- 運営会社:木村情報技術株式会社
3.インバウンド対応
訪日観光客の数が増えるにつれ、多言語での顧客対応ニーズが高まっています。
定型的な質疑応答であれば多言語の場合でもチャットボットが活用されています。
ホテルを始め、空港や駅でもチャットボットソリューションが活躍しています。
33.Bebot(ビーボット)
- サービス名: Bebot(ビーボット)
- 運営会社:株式会社ビースポーク
4.マーケティング支援
チャットボットはマーケティングの支援にも活用されています。
例えばWeb広告の誘導先としてチャットボットが活用されたり、入力フォームの補助としてチャットボットが活用されたりしています。
顧客とのコミュニケーションのハードルが下がるため、チャットボットはマーケティングの場でも活躍しています。
37.BOTCHAN for LP
- サービス名: BOTCHAN for LP
- 運営会社: 株式会社wevnal
ぜひ一度「hitobo Q&A」の資料をご覧ください。
現在アディッシュでは「hitobo」を改良した「hitoboQ&A」というチャットボットサービスを提供しています。
ユーザーの自己解決を促し、問い合わせ対応業務の軽減が可能です。
【特徴①】複雑な設定なし、通常の6分の1以下の労力で構築可能!その日からチャットボットボットが利用できます。
【特徴②】表現揺らぎ自動対応機能、チャットログ自動分析による改善提案機能など、自動対応機能が充実!最小限の労力で運用可能です。
【特徴③】使いやすい費用感、月額¥39,000~ (2020年1月1日から月額60,000円~)